危険な成分「PFAS」が入った化粧品で発がんリスク

人体や環境の中に残り続けるフォーエバー・ケミカル

PFAS(ピーファス)は、がん・動脈硬化・ホルモン異常・免疫系の障害・発育障害など、健康への影響が懸念される有機フッ素化合物です。
熱に強く、水や油をはじき、自然環境では分解されることがないため、「永遠の化学物質(フォーエバー・ケミカル」と呼ばれています。

近年、東京都の水道水から見つかり、近隣住民の血液から高濃度のPFASが検出されたとして、メディアでもたびたび取り上げられています。

化粧品にも入っているPFAS

この毒性物質のPFASが、実は化粧品成分として使用されていることを知っていますか?

特に「水や汗に強い」とアピールされているファンデーションやマスカラ、アイライナーや口紅などへの配合がよく見られます。理由は、塗った時に伸びやすく質感が長持ちするから。

PFASを食べてしまっているかも

化粧品が目や口に誤って入ってしまった時、毒性物質が一緒に体内に取り込まれているかもしれない、と考えてみてください。

健康被害が起こる可能性を無視してまで、配合される必要がある成分なのでしょうか?

PFASを避けるには

PFASには9000種類以上もあると言われています。どれもとても長くて複雑な名前ですし、全てを覚えるのは不可能。
では、PFASが入っている化粧品を見分けるにはどうすればいいのでしょうか?

「ウォータープルーフ」「水や汗に強い」と書かれた化粧品を避ける

「フルオロ」と書かれた成分があれば避ける

ポイントは、PFASが入っている成分の名前には

  • パーフルオロアルキル(C4-14)エトキシジメチコン

  • パーフルオロオクチルチルトリエトキシラン

  • トリフルオロアルキルジメチルトリメチルシロキケイ酸

のように、「フルオロ」と入っている成分名が多いこと。

「フルオロ」と書かれた成分があれば避けるようにしましょう。

 

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