化粧品には約10,000種類の原料があるといわれています。
その中でも圧倒的に種類が多いのが、合成ポリマーのPEG(ポリエチレングリコール)。全部で1000種類以上もあります。でも実は、発がん性やアレルギーの懸念があることを知っていますか?
安全と言われているPEGにアレルギー反応
PEGは安全性が高いと言われてきたため、医療薬やワクチン、たくさんの化粧品で使われています。
しかし836人のパッチテストで、4.2%の人に肌が赤くなるなどの反応が見られた研究結果があります。また、PEGが入っている保湿クリームにアレルギー反応が出た事例も。
新型コロナワクチンにも入っていました。接種後のアレルギー反応やアナフィラキシーショックを引き起こした原因ではないかとも疑われています。というのも、アナフィラキシーショックを起こした大半が若い女性だったから。多くの化粧品で日常的にPEGを肌に塗っていたことで、経皮感作していたのでは?と推測されています。
PEGの有害物質が肌に浸透
PEGはPEG-75など、成分名に数字がついています。数字が小さいほど分子が小さくなり、肌に浸透しやすくなります。
肌に浸透するならいいのでは?と思うかもしれません。
ですが、PEGは製造工程で発がん性のある1,4-ジオキサンを作り出します。
こういった有害成分が肌に浸透するとなればどうでしょうか?
健康な肌のために
PEGは界面活性剤、乳化剤、洗浄剤、保湿剤などの目的で、さまざまな化粧品に配合されています。しかし、安全性がしっかりと検証されていない種類がたくさんあります。
さまざまな合成成分に繰り返し触れることで、現代の私たちの肌はバリア機能が衰えています。
肌バリアがなくなった肌に刺激が強く、有害物質がくっついている可能性がある成分を使いたいと思う人はいないはず。
肌のお手入れをしているはずが、逆にシミや加齢、健康を害する原因を作っていた!などということにならないように。化粧品を購入するときには、商品やブランドのイメージに惑わされず、自分でちゃんと成分表示をチェックするようにしましょう。
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